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死と向き合うこと。 [ひとりごと。]

少し時間が経ったことですが。
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訃報が届く。祖父の他界。

身近な人の死に触れて。
どうにか生きてほしいと願う日々、
それでも近づくその日を前に、
私に何ができるかを、ずっしりと考えさせられた日々。

祖父が私に願ったことを、どれだけ叶えられなかったことも
たくさんあるだろうと、それが心にずっと重くのしかかった。

それを謝ることもできず、そこに居るのは穏やかに眠る姿。
届かない言葉が、祈りの言葉へとなり、
生きることの無常さを感じながらも、
精一杯生きることへの使命を継いだ。

死の間際、歩けなくなった祖父は、ずっと自分の足で立ち上がりたかったという思いをうけて。
私の足で、祖父が歩けなかった場所を、歩いていこうと思った。

弔いというわけではないかもしれないけれど、
私なりに、今までできなかったことを、ずっとずっと忘れないで

歩いていこうと思った。


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